なぜ「かわいい」「かっこいい」と感じるのか?外見だけじゃない本当の魅力
街で見かける若い女性、テレビに映るアイドルやモデルたち。正直なところ、「スタイルがいいな」「かわいいな」と思うことがある。
顔のバランスや髪型の整い方、全体の雰囲気がまるでお人形さんのように感じられる瞬間もある。けれど、そんな風に外見ばかりがもてはやされる風潮に、どこかモヤモヤした気持ちを持つこともある。
よく「最近のアイドルは、みんな同じ顔に見える」と感じることがあるが、それは決して目の錯覚ではない。メイクや美容技術が進化し、「理想の顔」がテンプレート化している現代では、似たような雰囲気の顔立ちになるのも自然な流れだろう。整った顔、洗練されたスタイル――確かに魅力はある。でも、それだけが「いい女」「いい男」の条件だろうか?
外見よりも本当に大切なものとは?
言い方は悪いかもしれないけれど、たとえ“整った顔立ち”ではなくても、内面が魅力的な人には、不思議と「かっこよさ」や「美しさ」を感じるものだ。
いわゆる“美男美女”とは言えなくても、人に対して優しかったり、誠実だったり、笑顔が自然だったりすると、それだけで「この人、いいな」と感じる。
結局のところ、人の魅力は雰囲気や人柄にじわじわとにじみ出てくるもので、「整っていること」よりも、「整っていない部分をどう受け止めているか」のほうが、その人らしさとして光る気がする。
本当の「かわいさ」「かっこよさ」とは?
外見だけでは伝わらない魅力がある。
たとえば、初対面では印象が薄かった人が、会話を重ねるうちにどんどん素敵に見えてくることがある。逆に、見た目がどんなに整っていても、どこか冷たかったり、自分本位だったりすると、あっという間に魅力がしぼんでしまうこともある。
つまり、「かわいい」や「かっこいい」は、単なる見た目の話じゃない。その人の考え方や態度、話し方やふるまいの積み重ねが、最終的に“印象”として形をつくっていくのだと思う。
まとめ
見た目が整っているに越したことはない。けれど、それ以上に大切なのは、**「どんなふうに人と関わるか」「どんな気持ちで生きているか」**なのではないかと、最近は強く感じる。
年齢を重ねた今だからこそ、外見だけにとらわれずに人の本質に目を向けたい。
本当にかっこいい人、かわいい人は、その人の中にある“あたたかさ”や“空気感”で決まる。そう思える自分でいられることが、ちょっと誇らしい。
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