価値観

どうやって「思いっきり」を使うのか――元阪神 鳥谷敬の言葉から

本文「思いっきり振れ」「全力で行け」――スポーツでも仕事でも、よく聞く言葉だ。けれど、元阪神タイガースの鳥谷敬はこう語っている。「どうやって“思いっきり”を使うのか、教えてくれた人はいなかった」この言葉に、私は強く引っかかった。振れと言われ...
価値観

なぜ女は共感し、男は語るのか

― 話すことで見えてくる、人の安心のかたち ―「女性はおしゃべりだ」「男は無口だ」そう言われることが多いが、実際は少し違う気がしている。話している量ではなく、“話している目的” が違うのではないか。そんなことを、日常の会話の中で何度も感じて...
気づき

会議のタイプで変わる空気の読み方|司会・主催・幹事の違い

先日、ある説明会に参加したときのこと。国勢調査の説明会だったのですが、正直──司会や進め方があまりにも下手だと感じました。話の流れが定まらず、肝心なところで空気が止まる。見ていて「私ならこうやるのに」と思う場面が何度もありました。そのとき、...
違和感

“滑るボール”が教えてくれたこと

上原・岩隈・大谷の共通点同じ野球でも、日本とアメリカでは「ボールの感覚」がまったく違うという。上原浩治、岩隈久志、そして大谷翔平。3人とも、メジャーのボールについて同じ言葉を残している。「滑る」この一言の中に、数字では表せない“感覚の違い”...
気づき

大谷翔平に学ぶ「観察と準備」の技術──3本塁打は偶然じゃない

不振だった大谷が、ある試合で突然3本塁打。偶然に見えるが、あれは偶然ではない。感覚を観察し、ズレを修正し、もう一度再現する。その積み重ねの先に「ゾーン」がある。ゾーンとは、奇跡ではなく準備の結果だ。昔から一流の選手は皆、観察してきた。相手を...
価値観

佐々木朗希に学ぶ「自信」と「自己暗示」──緊張とうまく付き合う心の持ち方

初対面や大きな舞台では、誰でも緊張する。問題は「緊張しないこと」ではなく、どう向き合うかだと思う。メジャーに挑戦した佐々木朗希投手の姿を見ていて、ひとつ感じたことがある。最初から自信に満ちていたわけではない。しかし経験を重ねる中で、表情や雰...
違和感

ダルビッシュ有の「野球ぐらいで」という言葉に、なぜ引っかかったのか

**ダルビッシュ有**の「人生の方が大事ですから。野球ぐらいで落ち込む必要はない」という言葉に、なぜか引っかかった。野球を軽く見ている言葉には聞こえなかった。むしろ、力を抜けと言われた気がした。振り返ると、なんでも一生懸命やればいいと思って...
気づき

成人式のスーツ選びで実感 観察のプロの目に驚いた

5年ほど前、成人した子供のスーツをつくるために一緒にお店へ行った。「もう大人なんだから一人で行けばいいのに」と思わなくもなかったが、成人式や礼服の準備という節目でもある。親としては、やはり少し特別な気持ちになるものだ。採寸の場面で、店員さん...
気づき

頑張るほど空回りする理由― ストラディバリウスが教えてくれた「力を抜く感覚」

2025年9月、ある番組で紹介されたストラディバリウスの演奏を見て、少し意外な言葉に出会いました。それは――「力を抜いたほうが、音はよく響く」名器と呼ばれるストラディバリウス。多くの人は「強く」「大きく」「正確に」弾くことで、その真価が出る...
違和感

WBCは誰のものなのか― 有料化が広げるスポーツとの距離

この春に行われるWBCが楽しみである。世界のトップ選手が集まり、国を背負って戦う。あの独特の空気は、やはり特別なものがある。しかし最近、ひとつ気になる話を聞いた。有料のサブスク契約をしないと見られないかもしれない、という噂である。正直、戸惑...