違和感

ガキの頃の名前で呼ぶんじゃねー

椅子が10脚ほど並んだ部屋だった。町内会の役員の引き継ぎ、新旧合わせて10人ほどの初顔合わせだ。そこに50年ぶりに見る顔があった。10個上の男で、子供の頃から知っている。高校生の進路を指導するような仕事をしているらしい。挨拶もそこそこに、そ...
違和感

定年後、男友達はいなくなるのか――会うから合うようになる

退職したら男友達はいなくなるのか。30年疎遠だった仲間に退職の日メールを送った。社長・部長・平、地位は関係なかった。会うから合うようになる、その話。
気づき

電話が嫌いな66歳が、若い世代の「電話恐怖症」を見て思うこと

今でも電話は嫌いだ。子供時代は家に電話がなかった。社会人で否応なく覚えた。電話前に箇条書きで頭を整理する訓練を重ねた。今の若い世代は「電話を避ける選択肢」がある。66歳が思う、世代の違い。
違和感

妻の運転、助手席の40年――感謝しかない

妻の運転は、独特だ。座席をいちばん前まで動かす。足が短いわけでもないのに、なぜそうするのかわからない。すえぎりが多い。止まっているのにハンドルを切る。タイヤが心配になる。車間距離が短い。信号待ちでも前の車にくっついていく。スピードは出さない...
違和感

俺は次男なのに家を継いだ。息子には何と言うべきか

「長男なんていう言葉に振り回されて生きてるやつは気の毒だ」――その言葉にざわっとした。兄が婿に出た日から、俺は次男なのに家を継いだ。息子たちに何と言うべきか。66歳の問い。
違和感

定年後の暇は怖くない。退職する前から練習していた

退職する2ヶ月前から会社に行っていなかった。それでも退職の実感はなかった。なぜなら何年も前から「定年後の練習」をしていたからだ。
違和感

60を過ぎて、怖いものが増えた――俺だけおかしいんだろうか

飛行機、橋、坂道、下が見える場所、都会の交差点、強風、駐車場――60を過ぎて、怖いものが急に増えた。みんな平気そうなのに、俺だけおかしいんだろうか。安全と安心の違いを考えた話。
違和感

「痛くないなら来るな」「いつも同じこと」――俺を全体で診る医者はいない

整形外科では「痛くないなら来るな」、内科では3ヶ月ごとにいつも同じことを言われる。同級生が死んでいく中で、予防として診てほしいだけなのに――。66歳が医療への違和感を書いた話。
価値観

何も聞いちゃいけない職場で、人は仲良くなれるのか

何も聞けない職場で、人は仲良くなれるのか。ハラスメントへの疑問と、バカ話で息ができた現場の記憶。飲み会も消えた今、代わりの場はどこにあるのか。66歳が正直に書いた。
価値観

66歳、今もカッターで鉛筆を削っている――刃物と暮らした時間

ノコギリ鎌で草を刈り、カッターで鉛筆を削り、牛乳パックを解体する66歳。けれど包丁だけは握らない。子供の頃の鎌・カミソリ・彫刻刀の血の記憶と、今も続く刃物との暮らしについて。