違和感

「100メートルを10秒で走れ、正社員!」——適材適所を無視した職場の話

町内会の議事録を4回担当した。4回とも、メモが間に合わなかった。毎回、後から他の人に確認しながら仕上げた。情けないとは思っていた。でも「なんとか仕上げた」と思ってもいた。ところが先日、担当を交代して、隣でその人のメモを取る様子を眺めていた。...
違和感

期待を背負った瞬間、人は自分でいられなくなる

人生で、あれほど心が制御できなくなった経験は、後にも先にもあの一度きりだ。国家試験の前から、ずっと落ち着かなかった。胸の奥が熱く、頭の中がざわざわしている。「慌てるな」「焦るな」と何度も自分に言い聞かせたが、まったく効かなかった。むしろ抑え...
違和感

わかってんのか、お前、味。ビールと発泡酒の話

最初はグラスの生ビールだった。久しぶりに兄が帰ってきて、ちょっとした飲み会になった。昼は喫茶店、夜はときどきバーになる店に集まった。私と妻。友達夫婦。甥っ子夫婦。久しぶりに顔を合わせて酒を飲む。グラスの生ビールを置いたころ、誰かが言った。「...
違和感

脇役が主役を超えるとき——気遣いの力は音を変える

清塚が語った、シンタくんの「引き立てる演奏」NHKの「クラシックTV」で、スキマスイッチと清塚信也さんが共演した回を見た。そこで清塚さんが、シンタくん(常田真太郎さん)の演奏について語っていた。同じ鍵盤に手が重なる場面でも、自分のフレーズを...
価値観

「3つの居場所」で心を守る。呼吸が苦しい日への小さなヒント

自分らしく居られる場所、ありますか。今の時代、なんだか気持ちが落ち着かないことが増えたように感じます。ニュースも忙しい、人間関係も忙しい。静かにしているつもりでも、心だけがザワザワしてしまう日があります。私自身、そんなときほど“自分の心を守...
気づき

昔の人の情報収集法に学ぶ。“会って学ぶ”という原点

「昔の人たちは、どうやって情報を得ていたんだろう?」スマホひとつで何でも調べられる時代。そんな便利さに慣れてくると、ふと考えることがある。ネットもSNSもなかった頃、人はどうやって知恵を得て、生きる力を身につけてきたのか。たぶん答えは、シン...
違和感

“滑るボール”が教えてくれたこと

上原・岩隈・大谷の共通点同じ野球でも、日本とアメリカでは「ボールの感覚」がまったく違うという。上原浩治、岩隈久志、そして大谷翔平。3人とも、メジャーのボールについて同じ言葉を残している。「滑る」この一言の中に、数字では表せない“感覚の違い”...
気づき

成人式のスーツ選びで実感 観察のプロの目に驚いた

5年ほど前、成人した子供のスーツをつくるために一緒にお店へ行った。「もう大人なんだから一人で行けばいいのに」と思わなくもなかったが、成人式や礼服の準備という節目でもある。親としては、やはり少し特別な気持ちになるものだ。採寸の場面で、店員さん...
違和感

佐々木朗希は、何を選び、何を選ばなかったのか

佐々木朗希は指導者の言う通りに動いていたのか、それとも自分で選んでいたのか。大事にされる立場の“自由と不自由”。彼の選択の裏にある曖昧さと葛藤を、外から静かに考えた。
違和感

大谷翔平の曼荼羅(マンダラ)チャートを見て、引っかかったこと

大谷翔平のマンダラチャートは完璧に見える。でも同じ時代に頑張った選手たちは?目標を“紙に書かない人”の成功は存在しないのか。表に出ない成功について、66歳の視点で考えた。