気づき

足元に鍵を投げた客がいた

足元に、鍵が落ちた。運転席を降りてくる客に向かって、俺は歩いていた。鍵をもらおうと手を出しかけた、その瞬間だ。そいつは鍵を投げた。俺の足元に。放り投げた、という感じじゃない。わざと狙って落とした。「拾え」ということだ。一瞬、固まった。それか...
違和感

Google、お前の意見を聞いてるんじゃねー——AIモードが邪魔だと思う60代

TVで連呼される「AIモード」、検索結果に勝手に出てくる要約、邪魔だと思う60代。Googleの戦略の見えなさに違和感を覚える元野球少年が書いた。
違和感

二刀流のメジャー選手、最近よく唾を吐く——応援してきた60代として、ただ残念で

二刀流のS.O.を1年前、2年前と応援してきた60代だが、最近その仕草が残念でならない。それ以上でもそれ以下でもない――元野球少年が綴る違和感エッセイ。
違和感

砂一粒に二日間やられた話

散歩中に足の裏が痛くなった。雨で靴が脱げず、そのまま歩き続けた。翌日また痛くなって、信号待ちで靴を脱いだら砂が一粒あった。それだけの話だ。
気づき

田んぼ道を歩いていたら、なんで俺はここにいるんだと思った

小雨がパラついている朝でも、俺はヤッケを羽織って外へ出る。傘はさすのが面倒くさいし、それほどの雨でもない。ヤッケの生地に細かい水滴がついて、歩くたびにすこしだけ光る。そういうのを眺めながら、田んぼ道をてくてく歩く。毎日のことだから、もう特別...
違和感

好きと得意は別物だった。40年働いて気づいた、向き不向きの正体

テニスのプロ選手はサッカーが好きだったが得意じゃなかった。俺は放置型の会社を辞め、40年後に気づいた。好きと得意と、育てる仕掛けの話。
違和感

ガキの頃の名前で呼ぶんじゃねー

椅子が10脚ほど並んだ部屋だった。町内会の役員の引き継ぎ、新旧合わせて10人ほどの初顔合わせだ。そこに50年ぶりに見る顔があった。10個上の男で、子供の頃から知っている。高校生の進路を指導するような仕事をしているらしい。挨拶もそこそこに、そ...
違和感

定年後、男友達はいなくなるのか――会うから合うようになる

退職したら男友達はいなくなるのか。30年疎遠だった仲間に退職の日メールを送った。社長・部長・平、地位は関係なかった。会うから合うようになる、その話。
気づき

電話が嫌いな60代が、若い世代の「電話恐怖症」を見て思うこと

今でも電話は嫌いだ。子供時代は家に電話がなかった。社会人で否応なく覚えた。電話前に箇条書きで頭を整理する訓練を重ねた。今の若い世代は「電話を避ける選択肢」がある。60代が思う、世代の違い。
違和感

妻の運転、助手席の40年――感謝しかない

妻の運転は、独特だ。座席をいちばん前まで動かす。足が短いわけでもないのに、なぜそうするのかわからない。すえぎりが多い。止まっているのにハンドルを切る。タイヤが心配になる。車間距離が短い。信号待ちでも前の車にくっついていく。スピードは出さない...