私は商売の経験があるわけではありません。
でも、一人のお客として、いろんな場面で「この人、信頼できるな」と思うときと、「もう頼みたくないな」と感じるときがあります。
その違いは何かというと、ほとんどが“対応の早さ”なんです。
内容が丁寧かどうか、うまいかどうか以上に、
「すぐ返事があるか」「ちゃんと反応してくれるか」で、こちらの安心感はガラッと変わります。
内容よりも、まず“レスの早さ”で信頼が決まる
たとえば、何かを注文したあとに「確認中です」と一言あるだけで、
「あ、ちゃんと対応してくれてるんだな」とホッとします。
逆に、問い合わせを送っても何の反応もないまま何時間も過ぎると、
「届いてるのかな?」「忘れられてるのかな?」と、不安になります。
一言「今手が離せないので、●時ごろ返信します」とあるだけで、全然違うんですよね。
人は“待つこと”には案外耐えられるけど、“何も言われずに待たされること”にはとても弱いのだと、感じます。
私たちは「結果」より「安心」を求めている
仕事が丁寧なのはもちろん嬉しいですが、
実はお客としていちばん求めているのは「今、自分のことを気にかけてくれているか」という気持ちの部分だと思うんです。
- 返信が早い
- 返事は短くても、気持ちが伝わる
- 対応できないときは、先にそう伝えてくれる
こうしたちょっとした気遣いがあると、こちらとしてはとても安心します。
逆に、どんなにすばらしい商品やサービスでも、返事が来ない・遅いというだけで、「うーん…」となってしまうのが本音です。
実際に「またお願いしたくなる人」は即レスが早い
過去に何度か、いろんな業者さんや専門家の方に連絡したことがあります。
不思議なことに、「またお願いしたいな」と思った人は、例外なく返信が早かった人たちです。
- どんなに忙しくても「今は対応できません」と一言あった
- 「確認中ですので少しお待ちください」とタイムリーな反応があった
- 丁寧すぎなくても、こちらを放っておかない感じが伝わってきた
たったこれだけのことで、「この人、ちゃんとしてるな」と思えて、また頼みたくなったんです。
結局、信頼って“早いひとこと”から始まる
私は専門家でもないし、ビジネスのノウハウも持っていません。
でも一人のお客としてはっきり言えるのは、
「すぐ返事をくれる人は、それだけで安心できる」
「“信頼される商売”は、“早く反応する商売”だ」
ということです。
大げさなことじゃなくていいんです。
「今、見てますよ」「大丈夫ですよ」と、ひとことあるだけでいい。
それだけで、お客は「ちゃんと自分のことを考えてくれている」と感じるし、信頼したくなる。
おわりに
商売というのは、きっと奥が深い世界だと思います。
でも、私たちお客の側からすると、実は「小さなこと」で印象が決まります。
どんなに商品やサービスが良くても、対応が遅いと、ちょっと不安になる。
逆に、まだ何もしてもらっていなくても、早い返事があるだけで「この人にお願いしてよかった」と思えることもある。
だから私は、これから何かを始める人や、すでに商売をしている方に、
「即レスは最高のサービス」だと伝えたくなります。
追伸
これはあくまで、私がこれまでに感じてきた一人の「お客の声」です。
でも、きっとこう思っている人は多いはず。
対応に迷ったときは、「今この瞬間、相手は不安になっていないか?」と考えてみるといいかもしれません。
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