年齢を重ねていくと、ふとした瞬間に「身長、縮んだかな?」と感じることがあります。 実際、私も66歳になってから、自分の体の変化に敏感になりました。 特に気になったのが「背骨の湾曲」です。
ショックだったレントゲン写真
数年前、股関節と膝の痛みで整形外科を受診しました。 レントゲン写真を見て、言葉を失いました。 背骨がくっきり湾曲していたのです。 それを見た瞬間、診察室で涙が出ました。
「このまま曲がっていったらどうなるんだろう…」
整形外科医は淡々と言いました。 「歳をとれば、誰でもこうなりますよ。腹筋と背筋を鍛えて、背骨を守る感覚でいれば大丈夫です」
なぜ身長が縮むのか?
背が縮む理由は主に3つ。
- 椎間板の劣化:水分が減ってクッション性が落ちる
- 骨密度の低下:骨がもろくなり、背骨が潰れる
- 姿勢の悪化:猫背や円背で見た目も実際の身長も縮む
私の場合は、まさに「姿勢の悪化」でした。
湾曲は治らないのか?
整形外科医によれば、「完全に元に戻すことは難しいが、進行を抑え、姿勢を整えることはできる」 とのこと。
悲観する必要はありません。 今からでもやれることはあります。
私の実践している運動と習慣
現在、私が続けていることは以下の4つだけ。
- 日に一回の散歩(1日5000歩ぐらい)
- ヒンズースクワット(無理せず10回でもOK)
- 軽い腹筋運動(お腹を意識するだけでも違う)
- 前屈ストレッチ(風呂上がりにゆっくり)
派手な運動ではありません。 でも「毎日続けること」に意味があると思っています。
前向きに生きるために
背骨が湾曲しているからといって、人生まで曲げる必要はありません。 医師の言葉を信じて、今できることを少しずつ。
この体と、これからも仲良くつきあっていくために―― 今日も私は散歩に出かけます。
泣いた日があっても、笑って過ごす日を少しずつ増やせばいい。
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