冷房に頼らない健康習慣~
夏の暑さが本格化してくると、どうしても冷房や冷たい飲み物に頼りがちになります。でも、外側から無理に体を冷やすことばかりに頼ると、体の内側が冷えてしまい、だるさや胃腸の不調を招くこともあります。
最近は、体の中からじんわりと冷やす方法が注目されています。私も、自分なりの工夫を重ねながら、冷房に頼らず夏を快適に過ごす習慣を続けています。
夏野菜と果物で体の熱を逃がす
夏野菜の代表格といえば、ナスやきゅうり。これらは水分が豊富で、体にこもった熱をやさしく逃がしてくれます。きゅうりはカリウムも多く含んでおり、体内の余分な熱を尿として排出するのにも役立ちます。
果物では、スイカや梨もおすすめです。スイカはなんと約90%が水分。体を冷やしながら、熱中症対策としても優秀です。梨は喉を潤し、身体にこもる熱をクールダウンしてくれる自然な清涼剤のような存在です。
乳製品で「冷やす+筋肉を守る」
あまり知られていませんが、牛乳やヨーグルトに含まれる乳タンパク質には、水分保持能力を高める効果があるとされています。筋肉は水分を保持する役割が大きく、筋肉量が減ると脱水にもなりやすくなります。
私は、昼食に牛乳とバナナを一緒にとる習慣を続けています。バナナにはカリウムが含まれ、体内の余分な塩分や熱の排出を助けてくれる上、エネルギー源としても優秀です。この組み合わせは、内側からの水分調整と熱中症対策にぴったりです。
水分補給は「タイミング」が大切
夏は汗をかくことが多いので、水分補給はこまめに行うのが基本です。私は、朝の散歩の前と後にお茶を飲むことを習慣にしています。お茶にはカフェインが含まれているので、飲みすぎには注意が必要ですが、少量なら体をリフレッシュさせ、内臓の動きを整えてくれる感じがします。
また、スポーツドリンクや経口補水液など、電解質を含んだ飲料も汗をかいた後には効果的。特に、炎天下での活動や運動のあとは、ただの水よりも効率よく体内に水分が吸収されます。
体の“冷却ポイント”を活用する
体を効率よく冷やすには、血管が皮膚の近くにある場所を冷やすと効果的です。たとえば、
- 首の後ろ
- 脇の下
- 足の付け根
などに、濡れタオルや保冷剤を当てると、体温を無理なく下げることができます。
夏を乗り切るには「日々の積み重ね」が大事
結局のところ、特別な方法よりも、日々の食事や水分補給、適度な運動が、夏の体調管理にはいちばん効果的です。厳しい時は、首に保冷タオルを巻いたり自分の体が「気持ちいい」と感じる方法を見つけるのが、いい熱中症対策だと感じてます。
体の内側からじっくり冷やす習慣を持つことで、エアコンに頼らなくても、快適で元気に過ごせる日が増えてきます。私自身も、お茶を飲んだり、牛乳とバナナを続けたりするだけで、夏のだるさが少なくなったと実感しています。
夏はこれから。できるところから、あなたの暮らしにも“内側から冷やす習慣”を取り入れてみてはいかがでしょうか?
コメント