田んぼ道を歩いていて、ふと思った
いつものように、田んぼ道を歩いているときだった。
そよ風が吹き、鳥の鳴き声が聞こえる。
人も車も通らない静かな一本道で、ふと、こんな言葉が口をついて出た。
「おまえのボキャブラリーは、どう学習していく? 勉強しないと、ね。ナイス言葉を、いつ、いいタイミングで言えるかが——」
誰に言ってるんだろう、自分か、ChatGPTか。
でもこれ、案外いいテーマかもしれない。
言葉って、“どんな言葉を知ってるか”よりも、“いつ・どんなふうに使えるか”の方がずっと大事なんじゃないかと思う。
プロは、どう言葉を磨いているのか
テレビに出てくる人たち。
芸人、司会者、アナウンサー——彼らは、言葉のプロだ。
中でも印象的なのが、羽鳥慎一さん。
毎朝ニュースを読む彼は、自分の出演した番組を録画して見返しているそうだ。
「今の言い方はどうだったか」「間の取り方は自然だったか」……そんなふうに、自分の話し方を客観的に観察しているという。
お笑い芸人も、ネタの言い回しや“ウケた言葉”を記録して分析しているらしい。
つまり、一流ほど、言葉の勉強をしている。
田んぼ道で学ぶ「言葉の間」
歩いていると、自然に“間”がある。
無理にしゃべらなくていい、焦らなくていい。
言葉が降りてくるのを待っていると、不意に「いい言葉」が浮かんでくる。
「ナイスな言葉って、“ナイスなタイミング”で初めて意味を持つ」
そう思った。
どんなに立派な言葉でも、押しつけがましかったり、タイミングが悪かったりすると、心には届かない。
むしろ、ぽつりとつぶやいた一言が、誰かの心に灯ることがある。
ブログを書く人にも、きっと役に立つ話
ぼくは最近ブログを書いている。
読者に伝えたい思いがある。でも、うまく言葉が出てこないときもある。
そんなとき、この田んぼ道で感じた“間”を思い出す。
「うまいこと書こう」と思うより、
「今の自分が本当に言いたいことはなんだろう」と耳をすませる。
言葉は、急いで選ぶものじゃない。
「読む・使う・黙る」この繰り返しで、少しずつ磨かれていくものだ。
まとめ:ナイスな言葉は、心の深呼吸から
語彙力を増やす方法は、たしかにある。
読書、会話、録音して振り返る。全部、大事。
でも本当に大切なのは、「伝えよう」という気持ちと、「待つ」姿勢。
田んぼ道で感じた風のように、
言葉も、自然に湧いてくるときがある。
だから今日も歩く。
ナイスな言葉に、いつか出会うために。
[おまけ]プロの言葉の勉強法(参考)
- 羽鳥慎一:自分の番組を録画して確認
- 芸人:ネタ帳で言い回しを記録、ライブで検証
- アナウンサー:発声・滑舌練習+日常的な読書
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