「子供がピーマンを嫌がる」「夫がトマトを見ただけで顔をしかめる」──こういう話、家庭にはよくあります。
正直に言います。子供の好き嫌いはまだ許せる。でも、いい大人が偏食で家族を振り回すのは、ちょっとどうなの?
私自身は「好き嫌いゼロ派」
まず、私自身のことを言えば、食べ物に関してはほとんど好き嫌いがありません。妻もその点では苦労しなかったはずです。強いて言えば、筋子はあまり自分から進んで食べようとは思わない程度。
だからこそ余計に、周りの「好き嫌い問題」を聞くと不思議に思うことがあります。「そんなに嫌いなら、工夫してでも食べられるようになればいいのに」と。
子供の好き嫌い:まだ未来があるからこそ工夫できる
子供が野菜を残すのは仕方ない部分もあります。味覚が敏感で、苦味や酸味に過敏だからです。だからこそ親は、
- キャラ弁にして見た目のハードルを下げる
- 細かく刻んでカレーやスープに混ぜる
- 一緒に料理して「自分で作った」気持ちを持たせる
あの手この手で工夫します。これは未来への投資。少しずつでも食べられるようになれば、成長とともに食の世界が広がります。
夫の好き嫌い:正直、子供以上に厄介
問題はこっち。**いい大人の夫が「俺は野菜は食わない」**なんて言い出すケース。料理をする側からすれば、これは正直ブチ切れ案件です。
- 家族に合わせて献立を考えても「俺はこれ嫌い」と注文をつける
- 栄養バランスを考えて出したのに、肉だけ食べて残す
- 外食では何でも食べるくせに、家ではわがまま
……ねえ、子供よりタチ悪くないですか?
落合博満さんに学ぶ「空腹時作戦」
かつて三冠王の落合博満さんも好き嫌いが激しかったそうです。奥様は工夫して、お腹が空いているタイミングで嫌いなものから食卓に出したとのこと。
結果、少しずつ食べられるようになった。──プロで何千本ヒットを打てても、ピーマン一つは奥さんの采配がないと打てなかったわけです。
つまり、どんな大人でも「空腹」には勝てない。 夫に嫌いな食材を食べさせたいなら、この作戦はかなり使えます。
本気で言いたいこと
- 子供の好き嫌いは成長の一部。工夫すれば未来につながる
- 夫の好き嫌いは……正直“わがまま”。「大人なんだから食え」と言いたい
- 料理を作ってくれる人への感謝を忘れないでほしい
食べ物に罪はありません。悪いのは「嫌いだから食べない」で思考停止している人間です。
まとめ
家庭の食卓は、栄養補給だけじゃなく「感謝とコミュニケーションの場」。
子供には優しく工夫を。夫にはちょっと厳しめに「空腹時作戦」。
好き嫌いに振り回される毎日から抜け出すために──
大人も子供も、“嫌いだから食べない”を卒業しましょう。
……それでも文句ばかり言う人がいるなら、こう言ってやりましょう。
「嫌なら自分で作れ💢」
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