占い師のゲッターズ飯田さんは、YouTubeの中でこんな趣旨のことを語っています。
「究極、人間が持つべきプライドは『生きる』というプライドだけ。他のプライドは全部捨てたほうがいい。」
この言葉はとてもシンプルですが、重みがあります。
社会の中で生きていると、地位や学歴、収入、人からの評価に自分の価値を見出してしまいがちです。けれど、それらを守るために苦しんでしまうことも少なくありません。
「生きること自体を誇りにする」――そこに立ち返れば、余計なプライドに縛られず、もっと素直に、自由に生きられるのかもしれません。
プライドとの向き合い方
私自身も思い返すと、「意地を張って人に頼れなかった」「ちっぽけなプライドのせいで遠回りした」ことが何度もあります。
でも一方で、適度なプライドがあったから努力できたことも事実です。
大切なのは、 「守るべきプライド」と「手放すべきプライド」を見極めること。
良いプライド(残すべきもの)
- 生きるためのプライド
- 人としての尊厳に関わるプライド
これは人間の土台を支える健全な誇りであり、人生を前に進める力になります。
悪いプライド(捨てるべきもの)
- 見栄
- 優越感
- 比べ合いから生まれる自尊心
これらは他人の目や比較に依存したプライドで、むしろ生きづらさを生む要因です。
まとめ
プライドは私たちを支える力にもなり、同時に足を引っ張る存在にもなります。
ゲッターズ飯田さんの「生きるプライド以外全部捨てろ」という言葉は、複雑に絡み合うプライドの本質を、極限までシンプルに示しています。
私たちが本当に持つべき誇りは「今日を生きている」という事実そのもの。
そう考えると、肩の力が抜けて、少し楽に歩いていける気がします。
私の気づき
これまで私は「プライド」という言葉をなんとなく使ってきました。
でもYouTubeでの言葉や今回の整理を通して、「残すべきプライド」と「手放すべきプライド」を区別して考えることの大切さを学びました。
これからは、ただの意地や見栄ではなく、生きる力になるプライド を大事にしていきたいと思います。
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