【お前は何をしたい?】
定年後に時間はできたけれど、「自分は何をしたいのか」「これからの人生をどう過ごすのか」と、立ち止まることがあります。
そんなときに出会ったのが「ジャーナリング」。ただノートに書くだけなのに、不思議と頭の中がスッキリして、心が整っていきました。
実はこれ、「心の整理」だけでなく、「人生の資産」を増やしていくための習慣かもしれません。
【ジャーナリング?】
■ ジャーナリングって何?
「ジャーナリング」は、思ったことを自由に紙に書き出す習慣です。
日記と似ていますが、もっと自由で、決まりがありません。
書くテーマは「今思っていること」「やってみたいこと」「感情の整理」など、なんでもOK。正解も間違いもない。
ペンを動かすことで、頭の中のモヤモヤが少しずつ言葉に変わっていく。
それがとても心地よいのです。
■ 書いて気づいた、“本当の欲望”
僕自身、最初は「何を書けばいいの?」と戸惑いましたが、
たとえば――
- 昨日の散歩で感じたこと
- 最近、妻とよく笑っている理由
- 若い頃、なぜあんなに頑張れたんだろう?
- 定年後にちょっとやってみたいこと
そんなことを書いていくうちに、ふと気づきました。
「本当は、まだ何かを始めたいんだな」って。
誰かに見せるわけではないから、書くことで正直な気持ちが出てきます。
■ ジャーナリングは“心の資産づくり”
資産というと、お金のことだけを思い浮かべがちですが、
僕は最近、こう思うんです。
心が安定していること。
やりたいことがあること。
自分の過去を認めて、今を生きていること。
それも大切な“人生の資産”だ、と。
ジャーナリングは、その資産を育てるための「土づくり」のような気がします。
■ 今日から始めてみる方法
難しく考えず、A5ノートとペン1本から始めてみましょう。
ルールは一つ、「とにかく5分書く」。
朝でも夜でも、1行でもいい。
習慣になれば、きっと自分自身が変わってきます。
【まとめ】
66歳からの人生、まだまだ伸びしろがあります。
そして“資産”とは、お金だけでなく「心のあり方」や「日々の習慣」も含まれる。
ジャーナリングは、それを育てる静かな時間。
散歩と同じように、誰にも見えないけれど、確実にあなたを変えていきます。
ぜひ今日から、1行だけでも書いてみてください。
きっと、何かが動き出します。
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