なぜ女は共感し、男は語るのか

価値観

― 話すことで見えてくる、人の安心のかたち ―

「女性はおしゃべりだ」「男は無口だ」
そう言われることが多いが、実際は少し違う気がしている。

話している量ではなく、“話している目的” が違うのではないか。
そんなことを、日常の会話の中で何度も感じてきた。

女性は「分かる」と言い合うことで安心し、
男性は話すことで落ち着く――そんな場面をよく見る。

女性の会話は、結論よりも感情の共有が中心になることが多い。
「それ分かる」「私もそう思った」
その一言で、心の距離が縮まる。

一方、男性は話の中で方向や結論を見つけようとする。
答えに近づくことで、心が整う。

どちらが正しいという話ではなく、
安心の取り方が少し違うだけ なのかもしれない。

男がよく話すとき、それは強さではなく、
むしろ沈黙への不安を埋める行動のようにも見える。

沈黙が続くと、なぜか落ち着かない。
何か話さなければ――そう感じるのは、人として自然なことだ。

結局、形は違っても、どちらも同じ。
人はつながりたいから話す。

女性は共感でつながり、
男性は話すことで安心する。

会話とは、正しさを伝えるものではなく、
心の距離を縮めるためのものなのかもしれない。

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