でも、金がなかったらどうだろう。
結婚して、子どもができると、お金が必要になる。
これはきれいごとじゃなくて、ただの現実だ。
でも、そのお金がない。
そうなると、言いたくないことや、言わなくてもいいことを、つい口にしてしまう。
あとで後悔するのに、だ。
もし自分が女の立場だったら、どう感じるだろう。
「愛があれば大丈夫」なんて言われても、正直、不安になるかもしれない。
お金がないと、喧嘩の元になる。これはたぶん、きれいごと抜きの話だ。
じゃあ、結婚する前に金の価値観をちゃんと話し合えばよかったのか。
でも、それができる人、どれくらいいるだろう。
親からそんな教育、受けてない。
金の話は下品だとか、生々しいとか、そういう空気の中で育ってきた。
それでいて、いざ結婚したら
「金の価値観が合わない」
と言われても、正直、どうしろと、と思ってしまう。
結婚前に、
「あんた、金、持ってんの?」
なんて話、するだろうか。
たぶん、ほとんどしない。
そもそも、金の教育なんて、どこにもなかった。
学校でも、家庭でも、ちゃんと教わった記憶はない。
だから、誰かが悪いとも言い切れない。
ただ、そういう前提で結婚して、生活が始まって、現実にぶつかる。
それだけの話なのかもしれない。
愛とお金。
どっちが大事かなんて、今でもよく分からない。
ただ、どちらか一方だけで、うまくいくほど単純でもない。
そんな気はしている。
もちろん、世の中には、こんな静かな話では済まない現実もたくさんある。
それも含めて、正直、自分はまだよく分かっていない。

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