大谷翔平の曼荼羅チャートを見て、引っかかったこと

違和感

大谷翔平が高校時代に書いた曼荼羅チャートは、今ではあまりにも有名だ。
目標を中心に置き、それを細かく分解し、行動にまで落とし込む。
出来すぎた話に見えるほど、整っている。

ただ、ふと疑問が浮かぶ。
同じ時代、同じように野球に打ち込んだ選手は他にも大勢いたはずだ。
菊池雄星はどうだったのだろう。
他の卒業生たちは、どうだったのだろう。


成功者には必ず「考え方」がある

菊池雄星に曼荼羅チャートがあったかどうかは、正直分からない。
公に残っていないだけかもしれない。
だが、投手というポジションを考えれば、
「考えてなくて」であそこまで成功できるはずがない。

配球、間の取り方、自分の状態の把握。
投手は常に考え続けなければ成立しない仕事だ。
つまり、成功者には必ず「考え方」はある。
ただ、それが紙に書かれ、外に見える形で残るかどうかは別なのだと思う。

大谷は、自分の考えを言葉にし、形にし、行動にまで落とした。
その結果が、曼荼羅チャートとして残った。
一方で、多くの人は、考えを内側にしまったまま生きている。


表に出ない成功も、確かに存在しているだろう

それでも、真面目に、真剣に考え、行動した人間が、
何も成し遂げずに終わるとは思えない。
ただ、そういう人たちは表に出てこない。
テレビにも映らないし、記事にもならない。

静かに、自分の場所で、自分の人生を成立させているだけだ。
だから、大谷の曼荼羅チャートを見て、
「自分には無理だ」と思う必要はないと思っている。

あそこまで整った形でなくてもいい。
小さなことでいい。
お金は、かからなければ尚いい。
あとで「やっておけばよかった」と思うくらいなら、
気になっていたことを一つやってみる。

振り返ると、
自分の中で残っている行動ほど、
たいしたお金も時間もかかっていなかった。
考えて、動いて、続けただけ。
派手さはないが、確かに意味はあった。

成功とは、名前が知られることではない。
自分で考え、選び、動いたという手応えが残ること。
大谷の曼荼羅チャートは、
そのことを分かりやすく見せてくれただけなのだと思う。

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