佐々木朗希は、何を選び、何を選ばなかったのか

違和感

外から見ていると、どうしても考えてしまう。
彼は指導者の言う通りに動いていただけなのか。それとも、自分でやりたいことはあったのだろうか。あるいは、苦労を避けられる道を選び、心のどこかで「これでいい」と思っていたのか。

ただ、そのどれも、画面越しには分からない。若く、期待され、壊したら終わりだと周囲が分かっている状況で、「自分はこうしたい」と言うのは簡単ではない。言えば重くなる。通らなければ、空気が変わる。ならば黙る、という選択もある。

大事にされている立場は、自由でもあり、不自由でもある。無理をしなくて済む代わりに、失敗する自由もない。外からは恵まれて見えても、本人の中では、納得と諦めが入り混じっていたかもしれない。

結局のところ、いいなりだったのか、主張したのか、うまく立ち回っていたのか。その答えは一つではないし、当事者にしか分からない。ただ、その曖昧さごと抱えながら前に進くしかない時間が、確かにあったのだろう。

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