60代になって、友達が減った。
正確には、減ったというより「会わなくなった」「連絡しなくなった」「離れていった」。
これは寂しいことなのか。
若い頃の俺なら、確実に「寂しい」と思っただろう。
でも今は、ちょっと違う。
離れていって、楽になった部分もある。
気を使わなくていい時間が、増えた。
気の合うやつだけが、結局残った。
これから書く6つは、俺が人間関係で感じてきた違和感だ。
「友達が離れていく」と検索する人へ。
60代になった俺の本音を書く。
① 定年後、男友達はいなくなるのか
定年すると、会社の人間関係がスッと消える。
飲み会も、雑談も、なくなる。
「男友達はいなくなるのか」と心配する人は多い。
俺の答えは「会うから合うようになる」。
合う・合わないは結果じゃなく、過程で決まる。
定年後の付き合いをどう作るかは、自分次第だ。
② 気を使わなくていい場所——それが本当の居場所
友達が多い・少ないより、大事なことがある。
「気を使わなくていい場所」があるかどうかだ。
10人の友達がいても、全員に気を使うなら疲れる。
1人でも、気を使わずにいられる相手なら、それで十分。
60代になって、ようやくそう思えるようになった。
③ 気の合うやつなんてほとんどいねー
60年生きてきて気づいたことがある。
気の合うやつなんて、本当はほとんどいない。
若い頃は「みんなと仲良く」を理想にしていた。
でも今は、無理して合わせる必要はないと思う。
たまに会う2〜3人で、十分やっていける。
④ 電話が嫌いな60代が、若い世代の「電話恐怖症」を見て思うこと
若い世代の「電話恐怖症」が話題になっている。
「電話に出るのが怖い」「鳴ると不安になる」
正直、俺も電話は嫌いだ。
できればメール、できればLINE、できれば文字で済ませたい。
60代と若者で、感覚が一致する場面もある。
⑤ 性格診断は本当に当たるのか——半分冷やかしで観てもらった話
性格診断は当たるのか。
俺は半分冷やかしで観てもらった。
結果は、案外当たっていた。
「人と深く付き合うのが苦手」「気を使う」「距離を取りたがる」
診断の言葉が、自分の人間関係の癖を言い当てていた。
⑥ 成人式のスーツ選びで実感 観察のプロの目に驚いた
成人式のスーツを息子と買いに行った。
店員さんが、俺たちのことを一瞬で見抜いた。
体格、好み、予算、関係性。
「観察のプロ」の目の鋭さに驚いた。
人間関係も、こういう「観察の目」を持っている人にかかれば一瞬だ。
俺は、そういう目を持っていない。だから慎重に付き合う。

「友達が離れていく」のは、悪いことばかりじゃない
60代で友達が離れていくのは、寂しいか。
たしかに寂しい部分はある。
でも、それと同じくらい「楽になった」部分もある。
気を使う相手が減った。
合わない人と無理に会う必要がなくなった。
本当に会いたい人だけが、残る。
「離れていく」を寂しいと感じるなら、それは正しい感覚だ。
でも、それを「楽になった」と受け止める道もある。
60代の俺は、そっちを選んだ。
違和感ラボは、これからも続く。
俺の中の「ちょっと待て」を、丁寧に言葉にしていく。







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